F報告は貪・瞋・痴(とん・じん・ち)の輩が振るムチ

私たち創価学会の活動家は、選挙時期の3ヶ月前ぐらいからF報告を求められますが、果たしてこの F報告は何の為にするのでしょうか?

おそらく皆さんは漠然と、支援する公明党候補者の当落を予測し活動目標を決めて闘って行く、という流れを作る為にあるものと思っている事でしょう。

確かにその考え方に誤りはありませんが、少し見方を変えて「自分自身の為に信仰活動をする」という観点に立って下記の2点を考えてみてください。

1.公明党候補者の当落は、自分自身の信仰とどのような関係性を持つのか?
2.日蓮大聖人様の仏法を信仰していく上で、公明党候補者の当落はどのような意味合いを持つのか?

1970年の本部総会の時、池田先生は創価学会と公明党の組織分離をしましたが、その時に創価学会の公明党支援のあり方についてのお考えを示され「公明党が中道政治を行っている限りにおいては、私たち創価学会は支援を惜しみません」との意志を表明されていますが、この中の中道政治の意味するところは、私たち創価学会が目指す仏法中道の生命尊厳を根幹とした平和思想を政治の場で展開していることを指しています。

創価学会の信仰は仏法中道を基本とし、その最も根幹となる考え方が王仏冥合(おうぶつみょうごう)です。

『王仏冥合は、生命尊厳の「仏法」によって自分自身を変革し、その変革された個々の生命によって「王法」である私たちの実社会を変革していく』ことを意味しています。

決して一部の権力者や、裕福な人々のために信仰する宗教ではないのです。

宗祖である日蓮大聖人様御自信が実戦され、私たちに示された信仰のあり方は、民衆一人一人を救いきっていく民衆救済に信仰の根本をおかれています。

しかし現在の公明党は、創価学会の基本理念に見合った生命尊厳を、政治の場で展開していくという中道政治をしているのでしょうか?私には真逆の悪政の限りを尽くしている公明党にしか見えません…。

多くの人々を貧しくし格差社会を生み出した「労働者派遣法」を成立させ、また無意味なアメリカを中心とする湾岸戦争に荷担し「イラク特別措置法」を成立させています。更に権力の横暴を覆い隠す「特定秘密保護法」や、国民一人一人の人権をも奪いかねない「マイナンバー法」、権力側に乱用されれば、かつてドイツのヒトラーがおこなった恐怖の独裁政治を招きかねない「共謀罪法」を成立させ、A・J・トインビー博士と池田先生との対話で「集団的自衛権は、戦争を起こす危険性が高い」と指摘されていたにもかかわらず、戦争法とも呼ばれる「平和安全法制」をも成立させています。

このように、公明党は様々な悪政の限りを尽くしていますが、原田会長以下現在の創価学会執行部は「正法を実戦された池田先生」のお名前を利用し、組織信仰となってしまった創価学会員に悪法を教え広め、悪政の限りを尽くしている自民・公明の連立政権を支援することを、半ば強制的に求めています。

まさに御書の中に記されている法然がおこなった「正法を用いて悪法を広める」を現代に展開している輩なのです。

このような悪しき輩が求めるF報告は、貪・瞋・痴(とん・じん・ち)の三毒におぼれた輩が振るムチにしかすぎません。そして指示に従い行動し、悪法を信仰してしまっては与同罪は免れません。

では、私たち創価学会員が本来求めていく信仰とは、何を信じ、どのような信仰の有り方を学び行動していけば良いのでしょうか?

池田先生は創価学会第3代会長時代の、昭和47年から54年までの7年間に、広布第二章の序章となる重要なご指導をされています。その中でも特に昭和51年の第39回本部総会でご指導された、創価学会が永遠に貫き通す信仰のあり方を5つの基本理念として示されているのが重要と感じますので、現在の原田会長率いる創価学会の信仰のあり方や公明党が行っている政治と比較して、真剣に考えてみてください。以下にその時の基本理念を掲載します。

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◇創価学会の5つの永遠の基本理念 ◇

1.創価学会は、永遠に民衆の側に立つ。
2.創価学会の実践は、人間革命の運動である。
3.創価学会は、仏法中道の大道を歩む 。
4.創価学会の社会的意義は、平和を守り、人間文化の興隆にある。
5.創価学会は、人間の精神の自由、なかんずく信教の自由を死守する。

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私はこの第39回本部総会でのご指導が、師弟不二の信心を貫こうとしている私たち弟子の信仰姿勢であると確信していますので、皆さんに知って頂く為に、次回はこのときのご指導全てを掲載します





2019年04月27日