
憲法9条を捨てた後は、どうするの?。
現在ある政党の中で、憲法9条改憲を主張しているのは、自民党・公明党・希望の党・維新・日本のこころの5党であり、国会議員の数では過半数を越えて憲法改正に必要な3分の2を超える勢いです。
歴史を正しくかえりみない人、無責任マスコミが騒ぎ立てて取り上げた政党・政治家を、ただの人気感で投票する人、ブランド政党名を信じて投票する人、政治に無関心な人、等々で9条改憲を主張する勢力を、今回の衆議院選挙で勝利させてしまっては、憲法9条を捨て去る結果になってしまいます。
さてさて?。 憲法9条を捨て去り、彼らが言うように憲法に軍隊を明記した後、日本と隣国のパワーバランス(武力の平等)を装備するのに、どれほどの国家予算を必要とするのか考えているのでしょうか?。
日本と隣国のパワーバランスを装備するのには、国家予算の全てを投じても出来ない事は、軍事専門家の間では常識的な考え方です。
彼らはマニフェストで、教育の無償化やその他の福祉、将来にわたる希望の政策を訴えていますが、憲法で軍隊を認めてしまえばもう、パワーバランスを抜きにしては日本の平和は考えられない事になってしまいます。
国の借金も返せないで、福祉予算を削り、消費税を引き上げてきたのに、どこにその様なお金があるのでしょうか?。
提示したマニフェストはただのお飾りで、詐欺の選挙公約にしかすぎません。

かつて日本の防衛庁時代に「アメリカ軍の関与なしに北朝鮮の地上軍が韓国を征圧し、日本に攻撃を加えるまでにどれほどの時間がかかり、また日本国を防衛できるのか」を試算した報告書がありましたが、その報告書によると、韓国は4日で征圧されてしまい、また日本の防衛は望めないというのです。(この報告書が出された時は、日本防衛庁の火気力が世界第7位と評価されていました)
北朝鮮一国の軍事攻撃ですら防げない日本の防衛力です。武力に頼る平和を望むのであれば日本自身が核兵器を持つか、アメリカとの集団的自衛に頼らざるをえません。
この事は私たち創価学会員にとっては、創価思想とは真っ向から対立する考え方です。このような事を認めてしまっては、もはや池田先生の陣頭指揮でこれまで築いてきた絶対平和主義の考え方はもろくも崩壊し、私たちの創価学会は日蓮大聖人様の仏法理念など存在しない、ただのオガミヤ宗教に成り下がり、あとに残るのは金集めの組織と、公明党の票を集める機械的人間の集団でしかなくなってしまうだけです。
アメリカの軍事力を頼りにしない日本の平和を望むのであれば、パワーバランスなどという考え方は捨て去るべきです。持つべきは憲法9条を守りきり、創価学会の基本理念である人間尊重・生命尊厳・絶対平和主義という、人間が誰しもが持っている、武力の無い平和な世界を実現する為の基本となる考え方、理念を持つべきです。
(つづく)





