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人類の生存をも脅かす核兵器が開発され、現在においてはその核のボタンを押してしまう危険な環境が構築されつつあります。また、核兵器にとどまらず細菌兵器や化学兵器などの大量殺戮兵器をもすでに開発され続けているのです。
このような飽くなき兵器開発の流れは「個別的自衛権」という、自国の安全のために敵対国を先制攻撃できるという権利が、国際的に認められている事がその大きな要因となっています。軍事的に敵対国よりも自国を優位にしておきたいとのパワーバランスという考え方がそれを可能にしているためです。
そして飽くなき兵器開発の流れは、アメリカにおいてはダーパ(アメリカ国防高等研究計画局)の巨額な資金を活用して、2000年以降急速に研究開発が進んだ軍事用サイボーグ化の技術があります。
この技術は、ニューヨーク州立大学のジョン・シェービング教授が開発した、脳コンピューター・インターフェースがその開発を加速させています。これは動物の脳から体に送られた信号が手足など、どの部分を動かしているかをコンピューターに読み取り情報化し、その得られた情報によって動物の脳をコンピューターによってコントロールするという技術です。
現在では、この技術によってコンピューターにコントロールされた、チンパンジーやマウスなどのアニマル兵器(動物兵器)が実用化され、またアニマル兵士の研究開発もされ続けています。
更におぞましい話ですが、人間の脳の海馬の機能に似たICチップをつくり、それに意図的に作り上げた記憶を入力して埋め込み、全く別の人格を作り上げてしまうという、軍事的技術開発が南カルホルニア大学のセオドア・バーガ教授を中核として進められており、また中国においてはクローン技術の確立等をも報道されているのです。
これらの研究開発が更に進む事によって、これまでのように一国家の軍事的優位性のみを考え続けていれば、やがては人類そのものをも滅亡させてしまうという結果をも招きかねません。
池田先生が指摘された、【国家対国家の関係における自衛の権利と、その行使の手段としての戦力というとらえ方では、もはや解決できない段階に入っていると考えます】とのご指摘に、現状はすでに突入してしまっているのです。
私たちの通常生活の中では、これらの人類滅亡にもつながる軍事的技術開発が進んでいることを知るよしもありませんが、「個別的自衛権」という自衛権の過剰防衛的考え方から生まれたパワーバランスという概念が、人類が自らをも滅亡させてしまうという軍事的技術開発の流れを加速させているのです。
池田先生は、これまで私たち創価学会員に幾度となく「どちらが有利でどちらが不利が、どちらが力があり、また無いのか、パワーバランス的にはどちらが有利で不利なのか、このような言葉、考え方にはもうウンザリです」と語られていましたが、現在の創価学会指導部の原田会長を始めとする最高指導部は、公明党が安倍自民党と閣議決定した「集団的自衛権容認」を正当化させるために「中国や北朝鮮の脅威」をあおり、「日米軍事同盟を重視した力のバランス(パワーバランス)を保たなければ日本の平和はなくなってしまう」などと嘯(うそぶ)き、創価学会員を騙し、公明党支持をあおっていましたが、正にこのような行為は国家滅亡への行為であり、これまで池田先生と私たち創価学会員が広めてきた平和運動に反逆する行為そのものです。私たち創価学会員を悪道に導く行為そのものなのです。
このような悪鬼を急ぎ追放しなければ、A・J・トインビー博士が警告されていた【それは日本にとって破局的ともいうべき失敗となることでしょう】との言葉が現実のものとなってしまいます。
早く原田やそれに連なる者、または公明党のような悪鬼を追放し、池田先生が陣頭指揮をとられていた、仏法理念を根幹とした平和運動を取り戻し、誠の創価学会の平和運動を急ぎ再開させるべきです。
学習3の補足・解説(F)に続く。






