一日遅れの憲法記念日に思うこと


池田先生はかつて「憲法9条は日蓮大聖人の仏法を現実社会で実現すべく生み出された憲法のように思えます。 日蓮大聖人の仏法の根幹である人間尊重・生命尊厳を見事に現実社会に実現させた、武力を用いないで平和を勝ち取るという、不戦の誓い。 この憲法9条を守りきり、私たちの生活の安泰と、人々のために国家を運営していくとの政治理念を創りあげ、軍備を用いないで造りあげた平和な国、日本という国をモデル国家として、世界に王仏冥合の平和運動を広げていこうではありませんか」 と呼びかけておられました。

そして池田先生の意思を受け、創価学会青年部は、憲法9条を「未来永劫守り切る」と誓っていました。

ところが2000年頃からその声は聞かれなくなり、現在では創価学会員の中に憲法9条は変えるべきとの意見を言う人さえ現れてきました。

現創価学会最高指導部では、
「池田先生が●●と指導されています」とか、
「池田先生は△△の大指導者です」
と、池田先生のお名前を出して学会員を指導しています。

しかし池田先生の平和理念を捨て去り、池田先生の名前を利用しながら、普通のおがみや宗教へと創価学会を変貌させています。

まさに正法を用いて悪法を広める悪しきもの達。

そして公明党は与党自民党とともに、憲法9条を無きものにする為の実績を積み重ね、現行法を変え、アメリカやその他の国々と共に軍事行動を起こせる条約を結び、実質上、憲法9条を維持できない状態にさえなっています。

前例から現行を決めていくという政治風土を背景に、前例をつくり、現行法を変えるという戦略を繰り返し、憲法9条を変えざるを得ないという状態に追い詰めています。

以下その流れを説明します。

1981年、公明党矢野絢也が、憲法9条の拡大解釈の歯止めとなっていた党綱領の自衛隊の段階的縮小を捨て去り、自衛隊を容認。

1982年に内閣総理大臣になった中曽根康弘が、不沈空母発言でアメリカと共に軍事行動起こせるという、シーレーン1000海里構想を約束。(憲法9条では集団的自衛権は認められていないにも関わらず)

そして1991年海上自衛隊のペルシャ湾派遣が行われ、海外で軍事行動が起こせるという実績の第一歩を踏み出す。

1992年PKO法成立で、海外で軍事行動が起こせるという現行法に変え、同年アンゴラ国際平和協力隊派遣。

同年、カンボジア派遣と、海外で軍事行動が起こせる実績を積み重ね、1999年、憲法9条の拡大解釈の限界と言われた周辺事態法を成立。(現行法で集団的自衛権を日本領海に限り認める)

2003年イラク特措法(期限付き)を成立させ、航空自衛隊は重装備の戦闘員を戦闘地域へ輸送という実質的な軍事行動を行い(明確に憲法違反の軍事行動)、 海上自衛隊は、軍事行動を起こしている国際軍の艦船に対して補給活動を実施。

そして2015年、平和安全法制を成立させ、通常法においては集団的自衛権も武器輸出も認められ、もはや憲法9条は無きものに等しくなっています。

これでもまだ、学会員は公明党の加憲などと言う詭弁を信じ、白法である憲法9条を消滅させてしまうのでしょうか?。

池田先生の弟子と名のる裏切り者達の手で、池田先生が創られた創価理念を葬りさり、憲法9条を葬りさり、なぜ悪しき社会を造りあげていくのか。・・・




      
2017年05月04日