
副題「外出自粛で感染拡大は防げるの?」
現在、安倍自公はコロナ感染拡大を広げないための有効な措置として、緊急事態法を全国的に拡大していますが、その政策の基本の骨子は「人間同士が接触しないこと」を最重要な目標としています。
安倍晋三はマスコミを使い「国民の80%の人が2週間、不要な外出を控えて頂く事によって、コロナウィルスの感染拡大は防ぐ事ができます」と盛んに広報をし、コメンテーターや政府忖度の防疫専門家と思われる人達も外出自粛を呼びかけています。
その結果多くの国民も、このプロパガンダにコントロールされている状況ですが、現実的に考えてみれば、このコロナウイルスの対策というのは、一時的な拡大終息を目標にしているにしかすぎません。
実質的には、病原菌への対応措置となる、人体に安全な薬やワクチン又は人間自身の中にできる有効な抗体ができない限り、終息はあり得ない話です。
ですから現在のままでは、外出自粛を取りやめたその日から感染拡大は再び始まります。
「飛沫感染による拡散を防ぐこと」と「接触感染で広がるコロナ菌の除去」という最も肝心なことを徹底して実行していないからです。
コロナウィルス感染拡大を防ぐのは、十分なマスクとアルコール消毒液が市場に出回っていることが必要です。それにより、私達自身が防御するためのマスク着用や身の回りの消毒が徹底的に出来るのです。
そこで私は皆さんに少し立ち止まって、これまでの経過を見直して頂きたいと思います。
「緊急事態法」に対する行動と結果は、つい最近のクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号での時と同じではないですか?
と語りかけたい。

クルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号が話題になり始めたのは2月2日頃ではなかったかと記憶しています。
当初は香港で下船した中国人一人が、新型コロナウィルスに感染していたという情報から、クルーズ船が横浜港に向かう途中で検疫官が乗船し、濃厚接触者から10名の感染者が出ているとの報道でした。
感染者は2月5日、横浜港に接岸されたダイヤモンド・プリンセス号から神奈川県内の病院に搬送され、この日から56カ国の乗客2,666人と1,045人の乗務員全員が、隔離観察の検疫期間とされる14日間(2週間)船内に留まる対応が決められました。
しかし、政府がこのクルーズ船内で14日間の隔離観察を決定したのは、政府内での話し合いではなく、アメリカ政府からの強い要望があったことから決められたものであると思えることが2月8日の河野太郎防衛大臣のTwitterから伺い知ることができます。
河野太郎防衛大臣Twitter。「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船中の米国人に関しては、米国政府から日本政府の対応ぶりに謝意が表明されるとともに、14日間の検疫期間を船上で過ごすことがウィルス感染の拡大を防ぐ最良の方法であるとの米衛生当局の判断に基づき、早期に下船・出国させる考えはないとの説明を受けています。
午後4:25 · 2020年2月8日·Twitter for iPhone

この船内での検疫は、政府が派遣した防疫専門家が指揮をとり、乗船者の自由を奪い、客室を自由に出入りすることさえ許されない厳しいものでした。
この時の様子をマスコミが報道していましたが、乗船者はパニックを起こすものでもなく、担当官の指示に素直に従って100%の「人間同士が接触しないこと」を実行していたように私には見受けられました。
現在、安倍自公が国民に求めている80%ではなく、100%の実行を実現させていたのにかかわらず、船内では、14日間の検疫期間を過ぎるまでに、500名を越える感染者が出たことが2月19日に報道されていました。
同日にYouTubeで、神戸大学病院感染症内科の岩田健太郎教授が、災害派遣医療チームの一人として2月18日にダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、状況を確認した結果「船内では、安全な場所と安全でない場所が区別できていない事に危険を感じ、感染対策がほとんどなされていない事をチームに助言しようとしたところ、助言を聞かないばかりか、その日のうちに下船させられた」と訴え、ダイヤモンド・プリンセス号内の感染に対する管理の不備を暴露しました。
しかし、政府はこの訴えを無視して「船内で最初に感染者が確認され、検疫が実施された5日以降の14日間の検疫期間、船内での感染が広がっていないと判断」
それにより、陰性と判定された乗客の下船が認められ、2月19日~21日にかけてこの条件に該当する乗客が下船しました。
下船後は、厚生労働省の指示に従い、専用バスで複数のターミナル駅まで移動し、それぞれの公共交通機関などで帰宅しています。
この時帰宅された乗客の中から、その後多数の感染者が出ていたことが報道されていますので、不幸にも同時に乗り合わせた電車・バスの乗客に感染させてしまった疑いは濃厚になります。
(続く)






