創価学会の不動の理念と現在(1)


池田先生が昭和41年11月3日に行われた青年部総会で、私たちの信仰と政治の関係について以下のようなご指導をしてくれました。

創価学会の信仰姿勢が王仏冥合であり、仏法中道を根本とした信仰を実践しているからこそ創価学会の信仰は正しく、その仏法中道を歩んでいる私たちの同志から選出された人が公明党の議員となり、政治の場で中道政治を展開していくからこそ公明党を支援しているのですと話されていました。

-池田先生の指導-
「中道政治とは、全てを包含(ほうがん)し、独自の強い主張を持ち、治政(ちせい)の指導を打ち破り、包含し、統一してゆくことである」


ここで言う「独自の強い主張を持ち」とは、人間尊重・生命尊厳を絶対的な考え方としています。

更に「治政の指導を打ち破り」とありますが、治政とは、すべての国民は国家の意向(権力者)に従わなくてはならないと言う、国民を自分たち(権力機構)の思うがままに従わせていく考え方ですので、まさにこれをを打破しなければならない事を意味します。

また「包含し、統一してゆくこと」とは、人間尊重・生命尊厳の理念で包み込み、その理念を同じ考え方として広めて行く事です。

そして、その政策を実現していく為の公明党の行動と創価学会はどのようにあるべきかを、次のように強く強くご指導されていました。

-池田先生の指導-
「常に現実的であると同時に、大局的に立った次元の政策の実践。それがわれわれの行動でなくてはならない。共に指導者が、我々の議員が、個人的な名聞名利に動かされていくようなことがあったならば断じていけない。これは広宣流布の暁まで、否、永遠にそのような議員は絶対に出さないという事を、私の遺言としたいのであります。もし、そういう議員が出たならば、中道政治に反し、大衆福祉に反し、私どもの同志ではありません。国民の敵と思って、追放してかまいません」

と、このように語っていました。

当時の会員の信仰姿勢といえば折伏弘教と、富士大石寺の板御本尊様にお目通りをして自身の境涯を変革していくことでした。

また、公明党支援も、池田先生のご指導に反し、宗門忖度(そんたく)をした学会執行部の内部指導により、公明党支援の目的は、宗門護持の大御本尊様を国家によって戒壇するという「国立戒壇」が支援理由とされていました。池田先生のご指導された仏法中道や中道政治を理解する事は大変難しく、当時の創価学会員には浸透しませんでした。

その後、この国立戒壇の誤った解釈が、言論出版問題という創価学会を揺るがす大きな社会問題となり、この現状をうれいた池田先生は、王仏冥合を根本とした、仏法中道を学会員に理解していただくために、分かりやすく、昭和51年10月24日に札幌文化会館で開かれた第39回本部総会でのご指導で、創価学会不動にして永遠の指針となる五項目の基本理念を打ち出されたのです。
(詳しくは、池田先生ご指導の学習(4)をお読みください)

1.創価学会は、永遠に民衆の側に立つ
1.創価学会の実践は、人間革命の運動である
1.創価学会は、仏法中道の大道を歩む
1.創価学会の社会的意義は、平和を守り、人間文化の興隆にある
1.創価学会は、人間の精神の自由、なかんずく信教の自由を死守する 

次回はこの5つの指針と照らし合わせ、現在の創価学会最高指導部や公明党が行っている政治政策を考えます。


(続く)








2019年05月22日