創価学会がアメリカ軍学の影響を受け始めた頃(2)


その後池田先生は、日本共産党と創価学会で互いに選挙妨害をして争っていた事を解消する為に、松本清張(作家)の仲介を通して10年協定を結びました。(「創共協定に思った事(1)(2)」をお読み下さい)

この協定に対して強い反応を示したのはアメリカ軍学です。当時、創価学会の理事や公明党委員長の竹入義勝達に尋問調書と思われる態度で接触しています。(この様子を30年CIA公開公文書から抜粋した内容が「創価学会の変貌(5)」に載っていますのでご覧下さい)

この時の公明党の竹入義勝や黒柳明の返答は、「自分は全く創共協定には関係していません」と、逃げ腰の対応をしています。黒柳明は公明党内ではタカ派と思われていた議員です。田中角栄の日本列島改造論の国会質疑の中で「日本列島改造論は、国民に大きな借金を背負わせてしまい返せるあてがあるのか」と言いながら、田中角栄の胸ぐらを掴み、殴る素振りを示すような議員なのに逃げ腰でした。また創価学会理事達も同じ様に、アメリカ軍学に忠誠を尽くすような素振りでした。創価学会や公明党の中に、池田先生を守ろうという人物は皆無です。

公開公文書で、竹入義勝に付いてきた人物は何者か?というマークが入っています。私は、このマークの人物は二見伸明ではないかと考えています。当時の二見伸明は、公明新聞の編集長であったのですが、酷いドモリ癖が治っておらず、会話も満足に出来ないほどでした。だから一言もしゃべれなかったのでしょう。この後、公明党幹部は自分達に害が及ぶのを恐れて、宗門側に「池田おろし」を呼び掛けたのです。(「創価学会の変貌(2)」)をご覧下さい。

前回のブログで、CIAのエージェントが創価学会の中に誕生した、という空想的(都市伝説)な考え方を書きましたが、この考え方に至った大きな理由があります。

一つは、池田先生が第三代会長を辞められる以前から、創価学会の最高幹部達の中には、日本の防衛問題を考える上でアメリカの「パワーバランスの優位性」がある事を、池田先生に話していた人物がいると思えるからです。なぜなら、池田先生が第三代会長を辞められる前に指導していた言葉に「どちらかが強くて、どちらかが弱い、その為に平和が保たれているという『パワーバランス』なんという言葉はもう結構です。二度と聞きたくありません。うんざりです」と語っていた事にあります。

二つ目は、池田先生は1997年(昭和54年)に創価学会会長を辞められましたが、先生を守ろうとする理事は一人もいなかった事です。先生のお心の中で次の第四代会長を野崎氏に託そうと決めていたにも係わらず、「第三代会長を辞めるべきか」を各理事に問うたところ、野崎氏が「時の流れですから」と言って、先生を守らなかった事にひどく落胆して、第三代会長を辞める決意につながった。という事を、池田先生に近い人(自称)から直接聞いていた事にあります。

アメリカの「パワーバランスの優位性」を強調していたのは、ヘンリー・キッシンジャーです。ハドソン研究所の(研究員)だった彼が、ニクソン大統領の時代、国務長官として就任した時の最も主張していた考え方でした。(ヘンリー・キッシンジャーは、チリ国に誕生したアジェンデ大統領の暗殺に係わった人物です。アジェンデ大統領の暗殺に関与した事はアメリカ多国籍委員会の席上で彼自身が証言しています)

*アメリカには様々な軍学があります。ニクソン大統領の時にはハドソン研究所、湾岸戦争の時のブッシュ大統領の時はCSISがいます。

日本では小泉進次郎が、CSISを卒業した学生として知られています。その後、日本に誕生した日経CSIS(日本支局のアメリカ軍学)には、野党議員の中で、前原や野田が係わっています。日経CSISには、アーミテージが座長に居座り、その他、代々の在日米軍長官がメンバーとして係わっています。

また、犬HK教育の白熱教室で、毒素の考えをばらまいたハーバード大学教授のマイケル・サンデルがいます。マイケル・サンデルはユダヤ教信者の持つ独特の考え方(サークル主義)の持ち主です。サークル主義とは、自分達の仲間や共通の環境にいる人達が裕福で有り、安全である為には、その犠牲者が出るのは当然の事と考え、又その犠牲者も求めています。

池田先生は「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはいけません。」という日蓮大聖人様の言葉を教え続けていた人です。

私が1980年代に教学試験を受けた事がありますが、筆記試験の方は受かったものの口頭質問で落ちてしまった事があります。私に口頭質問をしたのは当時、聖教新聞社から派遣されていたH県男子部長です。その質問内容は「茨城の五原則はなんですか」というものでした。それに対して私は「なぜ池田先生の不変の五原則(「池田先生ご指導の学習(4)」をご覧下さい)を、教え広めようとしないのか」という事が頭に浮かび、「そんなもの覚える気もない、ばかやろう」という言葉を吐き捨てました。その時H県男子部長は私の耳元で「君は本当に創価学会の革命児になろうとするならば生涯にわたって妻帯者を求めない方がいい」と小声で私に忠告してきました。

当時の私は、アメリカの軍事機関誌ハドソン研究レポートを読んでいたので、権力者に対する暗殺の予告として持ち入れられた言葉があるのを知っていました。その言葉は「あなたのご家族、そしてあなた自身の明日よりのご健勝をお祈りいたします。」という言葉です。通常であれば、たとえ本人が死を予告されても、自分の意志を推し通す事に恐れませんが、家族に危険が及ぶ事は最も恐れる事です。

私の想像ではH県男子部長は常にこのレポートの内容を聞かされていたので、私に忠告の意味合いを込めて小さな小声で話したのかも知れません。H県男子部長はその後、H副会長にまで登り詰めています。

(つづく)









2025年04月14日