新型コロナウイルスは、現在も感染拡大は治まるどころか拡大をし続け、諸外国においては日本への渡航を自粛するようにとの勧告さえ出ている始末です。
政府が発する「国民の安全・安心の生活を守る為の政治をしていきます」との、お決まりの美しい言葉とは裏腹に、実際に行われている政治は、国費を食い物にした「国民の生活と命を置き去りにした」権力村のお仲間を肥え太らせる政治を行い続けるのみです。私たち民衆は今日を、どのように生き延びることが出来るかに必死になっているのが現状です。
このように多くの国民が苦悩にあえぐ現状を招いたその大きな要因は、政府の意図的な「新型コロナウイルス感染拡大政策」にあると私は考えています。
私があえて、感染防止政策の失敗と書かずに「新型コロナウイルス感染拡大政策」と書いたのには、当初よりの政府の対応が、これまでの感染症防止対策の対応の歴史から考えれば、理解の出来ない対応をとっていたというそれなりの理由があるからです。
歴代の内閣が戦ってきた感染症対策の歴史でも、様々な未知の病原体によって多くの犠牲者を出してきました。
政治は、人間を死に至らしめる未知の病原体への対応の、どこに不備があって多くの犠牲者を出してしまったのかを学習し、同じ過ちを繰り返さないために多岐にわたる観点から、その問題や対策を考え、未知の病原体への対応を前もって、そして速やかに、どのように行えば被害を最小限に抑えることが出来るのかを考え、国会での審議によって成立させてきたのが「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」通称、『感染防止対策法』なのです。
この法律に書かれている内容は、海外や国内で強い感染力と人を死に至らしめる感染症が発生したと確認されたとき、国は早急に、その予防方法を国民に広報し、教育しなければならないことが定められています。
昨年1月のWHOからの報告では、高い感染力を持つ「飛沫感染」と「接触感染」により広がるウイルスで、潜伏期間は1~2週間で、予防には飛沫を防ぐ為のマスクの着用と、ウイルスを死滅させる為の70%以上のアルコール系消毒液が有効であることが報告され、水道水による洗浄では、その効果は望めないことも報告されていました。
しかし政府がマスコミを使っての広報には、ウイルスを洗い流す為に水道水で手をよく洗う事、うがいをする事、そして飛沫を防ぐためのマスクの着用をする事のみでした。
水洗いや塩素系消毒では、効果が望めない事が報告されているにもかかわらず、お粗末な広報をしていたのです。
私は、まだ感染拡大が始まっていない2月の初旬頃、行きつけの薬局(感染対策の専門的な知識を持っている人がいるため)の薬剤師に、「新型コロナウイルスの感染防止のための消毒液は、どのようなものが有効なのか、また厚生労働省からの指示はどのようなものか」を尋ねたところ、WHOの報告と変わりはありませんでした。
なぜ厚生労働省は、医療に関する関係機関には正確な指示を出しているにもかかわらず、肝心な国民に対しての広報には、効果の望めない水洗いを継続して推奨していたのでしょうか?
また、この時の2月の初旬には、一般の量販店薬局やその他の販売店で不可解な現象が起きています。私の地域ではコロナウイルス感染拡大が始まる以前の1月の中旬までは、700㎖入りの高純度のアルコール系消毒液の「無水エタノール」が、1,000円以下でどこの薬局でも当たり前に並べられていましたが、2月の初旬にはまったく店頭から消え失せ、2021年の今年の6月になった現在でも、入荷の見込みさえないと言うのです。また、70%以上のアルコール系消毒液も店頭からは消えていましたが、一般企業の賢明なる努力によって市場に出回り始めたのは、秋の声が聞こえ始めた9月頃だったと記憶しています。
政府は、感染防止のための知識を国民には全く伝えず、感染拡大を広めてしまったのです。
「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に定められている「予防のための広報と教育」でさえ、していなかったのです。この行為を意図的に行ったのであれば、これは重大なる行政機関の公法違反の行為であり、法律を犯している重大な犯罪とも解釈される行為です。
前例にならって行動をすることが行政官僚という職種のならわしですが、それに逆らい、何故この様な法律違反とも思える行動をとったのでしょうか?私には政治による関与があったとしか考えようがありません。
法律の専門家でない者の書いている妄想とお考えの読者の皆様は、お近くで、この法律に詳しい方がいましたら、政府のとっている対策が、この法律と照らし合わせて、いかに異常な行動をとっているかを語ってくれるのではないかと、私は考えています。
(続く)






