権力側は、私たち国民に次から次へと様々な話題を提供し、一つの物事を深く考えない環境を作り上げて、悪政を平然として行い続けています。
現在は、ネット上で「東京オリンピック開催」が話題になっていますが、安倍晋三が犯した様々な不祥事や違法行為とも思われる問題など話題にも載りません。見事に権力側の思い通りの環境になっています。現在の悪鬼自公政権には優秀な社会心理学者が関わっているのでしょうか?
私はこのような悪しき環境から抜け出すために、一つの問題点を振り返って深く考え、様々な思考をめぐらしています。
最近は、多くの死傷者を出し続けている新型コロナウィルスの、感染予防に関する問題に執着して考えています。
昨年の1月末から2月にかけて、800人以上の日本邦人を新型コロナウイルス感染拡大が始まっている中国から避難させましたが、この人たちは感染地域からの避難者なので感染している疑いが濃厚です。
しかし国は、『人権』があるからと「PCR検査」はおろか「隔離観察」さえせずに帰宅させています。
『感染防止対策法』には、一類(第一種)感染者または保菌者と疑われる人は、感染を防止するために、検査と隔離入院をさせなければならないことが定められています。
またこの時に生じる「人権」については、当初は勧告ですが、従わない時は10日間の期間を設けて入院させることが出来る事になっています。
さらに、新感染症を公衆にまん延させる恐れがないことが確認されるまでの期間は、10日ごとに延長される事になっているのです。
そして不当に拘束されないように、当該入院に係る一類感染症の病原体を保有していないことが確認された時は、当該入院している患者を退院させなければならない事が定められており、人権についてもそれなりの配慮はされているのです。
しかし今回、厚生労働省は『感染防止対策法』に定められている感染予防の対策をとらずに、「人権があるために出来ない」とうそぶき、全く行ないませんでした。
この感染予防を行わなければならないことが「法律」に定められているのにも関わらず、行わなかった事は「違法行為」とも解釈される行為です。
それなのに、その後まもなく発生したダイヤモンド・プリンセス号での感染問題では、この「人権」にはまったく触れることはなく、2月5日より56カ国の乗客2,666人と1,045人の乗務員全員を、隔離観察の14日間(2週間)船内に閉じ込め、人々の自由を奪い、隔離の対応をしているのです。
日本邦人を避難させたときとは真逆の対応です。一見、この対応は『感染防止対策法』に従った措置と見られがちですが、皆さんは騙されてはいけません。ここでも行政は大きな「違法行為」をしているのです。
『感染防止対策法』には、一類感染者が発生した建造物やその周辺を、広域に感染を広げない事を考え、感染菌を死滅させる為に、くまなく消毒を行わなくてはならないことが定められていますが、クルーズ船には消毒作業行わず、汚染された建造物の中に乗員乗客全員を隔離していたのです。
この行為を見た世界からは、ダイヤモンド・プリンセス号は「新型コロナウイルスの培養装置」とまで言われていました。
私自身の見方からすれば、この時とった行政の行為は「違法な行為」というより、「不作為の殺人」とも解釈されるものではないかとも考えています。
国がとった邦人避難やクルーズ船の対応を考え見ても、『感染防止対策法』に従った処置ではなく、『感染拡大の政策』としか捉えようがないのです。
その後、2月の下旬よりクルーズ船の乗員乗客を下船させていますが「帰宅する際には公共交通機関を使って、お帰りになっても結構です」と、わざわざ送迎バスを使ってまで、公共交通機関のあるターミナルまで送迎をしていたのです。広く多くの人に感染させる行為を、意図的にしているのです。
その他の対応でも、クルーズ船では完全隔離したにもかかわらず、再び「人権がある為」という言い訳を使い、PCR検査で陽性になった人達を、隔離の措置として国費を使ってホテルに入室させていますが、当該者がホテルを出て近くのコンビニなどに出歩く事は自由にさせています。
そして昨年の末頃よりは、空き室が無くなったという理由で、感染菌を保持しているか否かの確認の為のPCR検査もせずに帰宅させています。この様に、病原菌を拡散させないための保菌者を隔離させなくてはならない「防疫の責務」まで放棄しているのです。
現在では感染者を隔離するためのホテルさえ用意されていません。国民はやむなく自宅にて自己隔離しなければならない現状に追い込まれていますし、家族への感染を恐れながらの対応にせまられています。これは異常な事です。
これまでの感染症への対応の歴史では無かった事です。
政治を結果で判断する時、現政権の行ってきた政治は、「国民の安全・安心」を全く考えない「無策」としか言いようがありません。
(続く)






