
キリスト教やイスラム教、そして私たちが信仰している仏教などの宗教と呼ばれるものは、おおよそドグマ的な組織形態を保って運営されています。
神や仏などの、この世を支配する大きな力の代弁者として、教祖や聖職者が存在しますが、これらの代弁者は、神や仏に代わって宗教上の教義(宗教思考)を説き、この世を支配する大きな力と信者の間に立ち、信者を率いていく。
そして信者はその代弁者を崇拝し、自身の宗教思考を代弁者に委ねて信仰してゆく。
そのような在り方が通常、宗教と呼ばれています。
組織的には、代弁者が最上位に位置し、その下位に代弁者の宗教思考を信者に教え広めるために、代弁者の宗教思考を学んだ牧師や僧侶が存在します。
そして更にその下位に信者がいて、信者はその代弁者の導き(宗教思考)によって、自己が幸福になることを素直に神や仏に祈り、見えざるこの世を支配する大きな力に依存していきます。
まさに組織としてはピラッミット形式であり、上から下へ一方的に教えを広めていくドグマの形態そのものなのです。
この形態は、現在の創価学会組織の打ち出しに従って信仰活動(学会活動)をしている、創価学会員の姿そのものと言っても過言ではないでしょう。
組織の流れでの、公明党支援のF活動や聖教新聞の啓蒙活動、半ば強制に近い財務の活動などがありますが、本来であれば、創価学会のこれらの活動は学会員一人ひとりの自主制に任されていたはずです。
しかし、組織活動の中においては、上からの一方的な達成目標を求められ、まるで保険会社の勧誘のように成果達成を求められています。
そしてこともあろうに、成果達成することが信心活動であり、大きな功徳を得る事になりますと嘘ぶき、原田一派は学会員を騙し続けています。
まさに池田先生が何度も何度もご指導された「創価学会を断じてドグマ化された組織にしてはなりません」を真逆の、ドグマ化された邪宗の組織形態にして、会員を悪道に導いています。

本来の創価学会は、初代会長牧口常三郎先生の、当初より現在そして未来永劫までも三法である「教・行・証」が、実戦的信仰活動の基本中の基本なのです。
日蓮大聖人様の仏法理念を学び、実生活の面でその理念を行動に変え、自分自身に、そして世法に、そのあかしを証明していく。
この連鎖の信仰活動が創価学会の信仰なのです。
この教・行・証の基本形態は、創価学会三代にわたる会長先生も、私たち末端会員も何ら変わる事はありません。
もちろんその崇高さには大きな違いはありますが、創価学会活動の基本形態に変わりは無いのです。
ですから池田先生は創価学会を「創価学会の中に皆さんがあるのではなく、皆さんの中に創価学会があるのです」と言われ、創価学会は同心円の組織であることをご指導されていたのです。
しかし現在の多くの創価学会員は、この三法を忘れ、組織の打ち出しに自身の宗教思考を委ねて信仰し続けています。
私たち創価学会員が「邪宗」としていみ嫌ってきた、
「自身の宗教思考(信仰)を、教祖や聖職者の導きに全て委ねてしまう行為」
そのものと全く変わりは無いのです。
この自身の宗教思考(信仰)を、教祖や聖職者の導きに全て委ねてしまう行為に、宗教であるがゆえの重大な落とし穴があるにもかかわらずです。
これらの落とし穴は、過去の宗教史の中においても、代弁者(教祖や聖職者)の非情な導きによって信者を不幸な結末に追い込んでいます。
(これらの宗教史は犯罪的裏切りの創価学会「会憲」②~③をお読みください)
また近代においても、1978年11月18日にアメリカで起きたジム・ジョーンズを教祖とした人民寺院の集団自殺事件がありましたが、この集団自殺では子供を含めて900人以上の信者が、教祖の誤った宗教思考の犠牲になっています。
更に私たちの国、日本においても宗教思考を全て教祖に委ねてしまったが故の不幸な事件が起きています。
麻原彰晃(本名:松本智津夫)を教祖としたオウム真理教がおこした松本サリン事件と地下鉄サリン事件(1994~1995年)ですが、カルト的(教祖の麻原彰晃に宗教思考を委ねた)オウム信者によって、およそ6,000人からの人々が犠牲になっています。
これが、ピラミッド組織の最高位の者に宗教思考を委ね、権力を与えてしまった事でおきた忌まわしい実例なのです。
私たちの創価学会を、善の組織にする事を望むのであれば絶対に、そして間違ってもピラミッド形態の組織にしてはならないし、まして最高位の者(創価学会会長)に宗教思考の全てを委ねる事などはしてはならないのです。
私たち弟子の宗教思考は、現実の社会から決して目を背けるのではなく、現実社会と仏法理念(日蓮大聖人様の御書を根幹に、池田先生が示されたご指導)の相対関係を考え、学びながら三法「教・行・証」を基本とした学会活動(信仰活動)を、確信ある唱題を唱えながらしていくべきである。
と私は考えています。
(続く)






